訪問診療で地域に密着していた小宮山先生が「ここだ」と感じた土地は、なんと元牛舎。農地転用が必要で手続きが膨大だったため、別のコンサルタントからは「開業まで半年〜1年余計に時間を要するだろう」とも言われました。
それでも同じ地域での開業を強く望み、地の利を最優先に選んだ場所を、行政や地域との信頼関係を持つ株式会社K・メディカルフォートのサポートによって、諦めることなく理想の場所での開業を叶えることができました。
「土地探しから依頼できて本当に良かったです。行政とのやり取りや複雑な転用手続きも窓口一本で進めてもらえたことで、診療と並行しての開業準備・手続きの不安が軽減されました。」
待合室の内装には腰壁や天井に木材を使用し、また壁紙に和紙を採用するなど自然素材を多用し。和紙風ブラインドや天井のぼんぼり照明など照明の光が優しく反射する、患者様が安心して安らげる空間をつくりました
外観・内観とも和風に仕上げたため、開業当初は「和風レストランができるらしい」と誤解され、慌てて「クリニック開業予定」と掲示したことも。患者さんからは『落ち着ける』と好評で、経年変化で味わいが増す素材を選んでもらえたのも良かったです。
開業してから10年の間、従事する医師の増加による診察室の増築、コロナ過での隔離室の増室など長期の工事を伴うものを事前に大型連休での工事を予定することで休むことなく患者様の負担にならないように施工して頂きました。また、ランニングコスト削減と環境負荷軽減のために太陽光パネルでの発電や外壁の塗り替え、小さなことだと鍵の増設など色々なことを依頼し続けています。
「扉の左右対称デザインなど、細部までこだわりを形にしてくれる。建物完成で終わりではなく、その後もずっと相談できる存在がいるのは心強いです。」